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ONE PIECE SS『ルフィの結婚』

その日イーストブルーの辺境ドーン島で海賊王モンキー・D・ルフィと世界の歌姫ウタは結婚式を挙げた。

 


控室

 


ルフィ「………」

 


ギィィ

 


ルフィ「ん?」

 


ウタ「……」ドキドキ

 


ルフィ「ウタ…」

 


ルフィ「すごく綺麗だ」

 


ウタ「///あ…ありがとう…///」

 


ウタ「…ルフィもタキシード似合ってるよ///」

 


ルフィ「そうか?」

 


ウタ「うん。かっこいい///」

 


ルフィ「ありがとな」

 


__________________________________________

 


ワァァァァァ

 


ウタ「すごい人の声…」

 


ルフィ「たくさん集まってるからな」

 


ルフィ「…そろそろ行くか」

 


ウタ「うん」

 

 

 

ガチャ

 


オオーーーッ!!!!

 


ウタ「うわっ!こんなに人が!」

 


ルフィ「ししし!」

 


ルフィは自身の夢の果てを叶え、人種や種族の差別がなくなり、また800年間この世を支配していた天竜人の傲慢な行為もなくなり、世界中の人が自由に暮らせる『新時代』が到来していた。

 


ルフィの故郷にあるゴア王国でも王族や貴族の階級、石壁、ゴミ山がなくなり、グレイ・ターミナルがあった場所にも綺麗な街ができていた。

 


ルフィとウタはゴア王国の元高町にあるブライズルームから長い長いウェディングロードを歩き、あの場所へと向かう。

 


道中にはゴア王国やフーシャ村の人はもちろん、一味の故郷やこれまで出会ってきた人たち、そしてウタのファンも来ていた。結婚式の様子は電電虫で放送され、世界の9割以上の人が注目していた。

 


いろんな人たちに祝われながら高町、中心街、橋町、元グレイ・ターミナル、コルボ山、フーシャ村の順にゆっくりと歩いていく。

 


そしてルフィとウタは、昔新時代を誓い合った丘へと向かった。

 


そこには麦わらの一味、赤髪海賊団、ダダン一家、ガープ、ドラゴン、サボ、ゴードン、マキノ、村長、シャンクスが待っていた。

 


ゾロ「来たか」

 


ルフィ・ウタ「みんな!」

 


サボ「よう!」

 


ウソップ「おめでとう!!」

 


ロビン「おめでとう。ルフィ、ウタ」

 


ブルック「ヨホホ!ウタさんとてもお綺麗ですね!」

 


ナミ「本当に!すごく似合ってる!」

 


ゴードン「う…うぅ…」泣

 


マキノ「可愛いわよ。ウタちゃん」

 


ガープ「ぶわっはっは!!さすがわしの孫じゃ!この調子で曾孫の顔も見せてくれ!!」

 


ウタ「///」

 


村長「ガープ!少しは慎め!」

 


ダダン「うぉぉぉお…!ルフィ立派になったなあ…!」ボロボロ

 


ルフィ「めっちゃ泣いてんな」

 


ダダン「だから泣いてねぇよ!」ボロボロ

 


マグラ「泣いてますね」

 


ポカッ

マグラ「あた!」

 


シャンクス「ウタ…!かわいいなぁ…!(泣)行くな…ずっと俺たちのそばにいてくれ…でも…ウタが望んでいるなら…父親として娘の門出を祝わねぇと…いや、しかし父親としてならやはりウタの夫となるものは…でもルフィか……ルフィだったらウタを任せられる…船長の夢も代わりに叶えてくれたし………ん?…でもこのままだとウタの貞操が奪われるってことか!許せん!…だけど孫の顔は見たいし………」ブツブツ

 


ホンゴウ「お頭、昨日からこの調子なんだが…」

 


ベックマン「ほっとけ」

 


ウソップ「それにしても親族が海賊、山賊、海軍、革命軍ってバライティーに富すぎだろ」

 


ドラゴン「ではそろそろ結婚の誓いだな」

 


フランキー「牧師は誰だ」

 

 

 

 

 

 

 


ガイモン「俺だ」ジャン!

 

 

 

 


「「「…………………」」」

 

 

 

 


「「「「「お前(あんた、貴様、あなた、君、てめぇ、この人、おのれは、ユティア)誰だよ(だ、なんだ、ですか、よ、じゃ、だべ、チャブル、れす)!!!!!」」」」」

 


世界中が突っ込んだ。

 


ウタ「すごい!初めてみた!箱入り息子!」

 


ガイモン「ああ…小さな頃から大切に育てられて…なわけあるか!!」

 


ゾロ「誰だ、こいつにしたのは」

 


ルフィ「俺」

 


ウソップ「なんでこのおっさんなんだよ!」

 


ルフィ「なんとなく」

 


ナミ「はぁ…」

 


ガイモンは牧師らしい格好にデコレートされていた。

 


ミス・ゴールデンウィーク「…」

 


サーファンクル「すてきよ〜」

 


ガイモン「そうか〜」

 


ルフィ「じゃあよろしくな」

 


ガイモン「まかせろ!俺もお前と世界的に有名な歌姫の結婚式の牧師ができて誇らしい!俺の人生で一番の晴れ舞台だ!」

 


ルフィとウタは子どもの頃の新時代を誓い合ったその場所で新たな誓いを立てる。

 


ガイモン「ゴホン!新郎ルフィ、あなたはウタを妻とし、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、妻を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」

 


ルフィ「誓います」

 


ガイモン「では新婦ウタ。あなたはルフィを夫とし、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、夫を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」

 


ウタ「はい///誓います///」

 


12年前あの日と同じように風は穏やかで、空は晴れ渡り、太陽は世界と2人の未来を明るく照らしていた。

 

 

 

 

 

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