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ワンピース二次創作『お前誰だ』

 

 

 

 

 

サニー号食堂 朝

 


ルフィ以外は全員起きて、朝食ができるまで談笑していた。

 


ゾロ「ふわーぁ…ねみぃ」

 


ウソップ・チョッパー「腹減った〜」

 


ウタ「それでルフィはその猿とね…」

 


ジンベエ「わっはっは!ルフィらしいのう!」

 


フランキー「ほんとだな!」

 


ブルック「ヨホホホ!」

 


ウタ「そしたらガブが〜…」

 


ガチャ

 


ルフィ「おはよ〜…」

 


チョッパー「ルフィ!」

 


ブルック「おはようございます!」

 


ナミ「おはよう」

 


ロビン「ルフィおはよう。珍しく遅かったわね」

 


サンジ「ルフィ。飯食うか?」カチャカチャ

 


ルフィ「おう…食べる」

 


ウタ「ルフィ!おはよう!」

 


ルフィ「ああ…おは…

 


ルフィ「…」

 


ゾロ「ルフィ、どうした」

 


ウタ「ルフィ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ルフィ「お前…誰だ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「「「!?!?」」」

 


ウタ「え…!?何言ってるのルフィ…?私のこと忘れちゃった…?」

 


サンジ「おい、ルフィ!お前何言ってんだ!」

 


ウソップ「そうだぜルフィ!」

 


ルフィ「誰だお前」

 


ナミ「ちょっとルフィ!バカ言わないで!ウタでしょ!」

 


ルフィ「違う…ウタじゃねえ」

 


ナミ「は?」

 


ブルック「どうしたんですかルフィさん!?ウタさんと喧嘩でもしました!?」

 


ルフィ「おいお前…ウタをどうした」

 


ルフィはウタに詰め寄って聞く。

 


ウタ「ルフィ…?何言ってるの…?おかしいよ…」

 


ルフィ「答えろ!!ウタをどこにしたんだ!!!」ゴォッ!

 


ルフィはものすごい剣幕で怒鳴る。

 


ウタ「ヒッ…ルフィ…怖いよ…」

 


サンジ「ルフィ!いい加減にしろ!ウタちゃん怖がってるだろ!」

 


ルフィ「お前まだ…」

 


ルフィは拳を振り上げウタを殴った。

 


バキィ!!

 


ウタ「キャア!」ドサ!

 


テーブルは壊れ、壁を破ってウタは隣の部屋まで吹き飛んだ。

 


サンジ「ルフィィィィィィィィ!!!!」ブン!

 


ドゴォ!

 


サンジ「なっ!?」

 


サンジは怒りのままにルフィに蹴りを喰らわしたがびくともしなかった。

 


ウタ「うぅ…痛いよ…」

ゾロ・ロビン・ジンベエ「!!」

 


ナミ「な…!何してんのルフィ!?」

 


ウソップ「ぁ…ああ…」

 


フランキー「イかれたのか!」

 


チョッパー「ウタ!すぐに手当てを!」

 


ルフィ「待てチョッパー」

 


チョッパー「え!?でもウタが…!」

 


ルフィ「俺は思いっきり殴ったんだぞ。ウタだったら死んでる」

 


チョッパー「え?」

 


ウタ「ひどいよルフィ…」

 


ルフィ「まだウタの振りすんのか!!ウタをどこにやった!!!答えろ!!」

 


ナニカ「ヒ…ド…イヨ…ルフ…イ」

 


ナミ「ヒッ!」

 


ウソップ「うわ!」

 


チョッパー「うぅ!」

 


そのウタは原型を失いグジュグジュになっていく。

 


ルフィ「…」

 


ナニカ「クヒャ…クヒャヒャヒャヒャヒャヒャァ!!」

 


そのなにかは恐ろしい声をあげて消えてしまった。

 


サンジ「…ルフィ…すまない」

 


ルフィ「いや…いい」

 


フランキー「まったく気づかなかった…偽物だったのか…!?」

 


ウソップ「なんなんだよ…さっきの…!」ガタガタ

 


ルフィ「…ゴフッ」

 


ビチャ

 


ブルック「ルフィさん!?」

 


サンジ「ルフィ!俺のせいか!?」

 


ルフィ「いや…俺は…ニセモノでも…ウタを…」

 


サンジ「ルフィ…」

 


チョッパー「ルフィ!手当てを!」

 


ルフィ「俺はいい…!みんな!ウタを探せ!」

 

 

 

 


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フランキー「いたか!?」

 


ブルック「いえ!」

 


ナミ「こっちにもいないわ!」

 


サンジ「ウタちゃん…どこ行ったんだ…」

 


ウソップ「もしかして…さっきのが…」

 


サンジ「くだらねえこと言ってんじゃねえぞ!」

 


ウソップ「すまん…」

 


ルフィ「ゴホッ…」

 


チョッパー「ルフィ…やっぱり…」

 


ルフィ「…」ガチャ

 


ルフィ「…みんな!」

 


「「「!」」」

 


一同は地下に入った。

 


ルフィ「…ここだ」

 


チョッパー「シャークサブマージ?」

 


キイィィィ…

 


ウタ「スー…スー…」

 


ナミ「ウタ!」

 


サンジ「ウタちゃん!」

 


ウソップ「ウタ!」

 


ロビン「よかった…!」

 


チョッパー「ウタ〜!」グスッ

 


ブルック「ヨホホホ!本当に無事で何よりです♪」

 


ウタ「うんん…なに…」ムクッ

 


ルフィ「ウタ」

 


ウタ「あっ!ルフィ遅い!呼び出したのに酷いよ!」

 


「「「???」」」

 


ロビン「ウタ?どういうこと?」

 


ウタ「昨日机にあった紙に『ウタ。寝る前に話があるからシャークサブマージ3号に来てくれ。ルフィ』って書いてあったから行ったのに来なかったんだよ!おかげでこんなところで寝ちゃったじゃない!」

 


ウソップ「じ…じつはなウタ…

ルフィ「いや〜ごめんな〜ウタ〜!忘れちまってた!」アハハ

 


ウタ「もう!女の子を呼んでおいて忘れるなんて…!」

 


ルフィ「ごめんな!」