L×U

様々な知識や小説、日記を投稿します。

ONE PIECE『いつまでもあなたへ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

•*¨*•.¸¸♬

 

 

 

 


「それぞれに 幸せを目指し♬」

 

 

 

 


「傷ついても それでも 手を伸ばすよ♬」

 

 

 

 


「悲しみも強さに変わるなら♬」

 

 

 

 


「荒れ狂う嵐も越えていけるはず♬」

 

 

 

 


「信じるその旅の果てで また 会いたい♬」

 

 

 

 


「目覚めたまま見る夢 決して醒めはしない♬」

 

 

 

 


「水平線の彼方 その影に手を振るよ♬」

 

 

 

 


「いつまでも あなた ルフィへ 届くように 歌うわ♬」

 

 

 

 


「大きく広げた帆が 纏う 青い風になれ♬」

 

 

 

 


ルフィ「……」シシシ…!

 


今日もウタはルフィのために歌っていた。

 


麦わらの一味は最後のロード歴史の本文 ポーネグリフを手に入れ、ラフテルへと船を進めていた。

 


そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


フランキー「……こ」

 


チョッパー「これが……!」

 


ナミ「ひとつなぎの大秘宝…」

 


ウソップ「ワンピース〜〜!?!?」

 


ルフィはついに…

 


ラフテルに辿り着いた。

 


ルフィ「……」

 

 

 

 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 


シャンクス「お前なんかが海賊になれるか!!!」

 


ルフィ「なる!!!」

 


ルフィ「おれはいつか、この一味にも負けない仲間を集めて!!」

 


ルフィ「世界一の財宝をみつけて!!!」

 


ルフィ「海賊王になってやる!!!」

 

 

 

 


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ルフィ「……」ニッ

 


ルフィ「これで……おれは海賊王だ……!!」

 


クルッ…

 


スタスタ…

 


ルフィは目の前の莫大な宝に手を出さず、船に引き返した。

 


ウソップ「おいルフィ!?この宝どうすんだ!」

 


ルフィ「おれはいらねえ」

 


ウソップ「!?」

 


ルフィ「お前ら!話がある!」

 


一味「……」

 


ルフィ「ついてきてくれ!」

 


一味も渋々ワンピースをそのままに、ルフィについて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


一同はサニー号を停泊させている海岸に着いた。

 


ルフィ「……」

 


ルフィはみんなの方に振り返る。

 


ウソップ「ルフィ、話ってなんだよ?」

 


ルフィ「ウソップ。お前とは同い年ってこともあって船では1番一緒に遊んだな」

 


ウソップ「え…?」

 


ルフィ「父ちゃんがおれの憧れの海賊団にいて、その父ちゃんに負けねえぐらいの狙撃の腕を持ってた。他にもなんでも器用にできて、この一味の旗を描いてくれたり、ナミの武器を作ってくれたり…」

 


ナミ「……」

 


ウソップ「……」

 


ルフィ「メリーのことで喧嘩したこともあったけどな。エニエスロビーで、お前が来てくれてなかったらおれはハトの奴に勝てなかった」

 


ウソップ「ルフィ…」

 


ルフィ「他にもウソップはすげえ活躍してるって知ってる。見てはねえけど、お前はやる男だからな」

 


ウソップ「そんな……照れるじゃねえか…!」

 


ゾロ「……」

 


ウソップ、チョッパー、ナミ以外の一味のみんなは薄々気づいていた。

 


ルフィはチョッパーを見る。

 


ルフィ「チョッパー」

 


チョッパー「!」

 


ルフィ「お前とも、ウソップと一緒によく遊んだな」

 


ルフィ「最初はいろんな変身して面白えから仲間に誘ったけど…実はお前はすごい医者だった。戦ったあと、いつもおれたちの怪我を治してくれてありがとな」

 


チョッパー「そ…!そんなお礼なんて言われても…嬉しくねーぞコノヤロー!♡」テレッ

 


ルフィ「サンジは毎日おれたちのためにうまい飯を作ってくれたな」

 


サンジ「……」

 


ルフィ「腹を空かせた奴ならどんな奴でもお前は飯を作る。いいコックを見つけたと思って仲間にしたら飯も最高だった」

 


サンジ「…ああ。おれもルフィが海賊王になるためのサポートができてよかった」

 


ルフィ「ししし!」

 


ルフィ「海賊王といえばロビン…お前がいなきゃおれは海賊王になることができなかった」

 


ルフィ「ありがとな、ロビン」

 


ロビン「いいえ。私のほうこそありがとうルフィ。最初得体の知れない私を船に置いてくれて…私に帰る場所を…仲間をくれた」

 


ロビン「そして世界から狙われていた私を……世界を敵に回してまで守ってくれた」

 


ロビン「ありがとう。ルフィ」

 


ルフィ「ああ」

 


ルフィ「フランキーもサニー号を作ってくれてありがとう。この船がなかったらこの島まで辿り着けなかった」

 


フランキー「アウ!ルフィ。俺の夢は、夢の船を造ることだ!あのとき、お前なら俺の夢を叶えてくれると確信した。お前だから俺の夢を託せたんだ!」

 


フランキー「俺が作った船を…サニーを夢の船にしてくれてありがとよ!ルフィ!」

 


ルフィ「ああ」

 


ルフィはサニー号を見る。

 


ルフィ「サニーもありがとな。おれたちをエニエスロビーから……いや………お前はメリーの意思も継いでる………」

 


ルフィ「ありがとう。おれたちをずっと支えてくれて」

 


サニー号「……」

 


ウソップ「…へへっ…」

 


フランキー「……」

 


ウソップ「にしてもどうしたんだルフィ?そんな改まって礼なんて…」

 


チョッパー「そうだぞルフィ!」

 


ゾロ「ウソップ。チョッパー。静かにしてろ」

 


チョッパー「え?」

 


ナミ「ちょっとゾロ。どうし…

 


ルフィ「ナミ」

 


ナミ「え?」

 


ルフィ「お前の航海術が、なかったら偉大なる航路 グランドラインに入ることもできなかったと思う。ずっと次の島までちゃんと辿り着かせてくれてありがとう」

 


ナミ「え……う、うん……」

 


ナミ「どうしたのよ………その感じだと……まるで……」

 


ルフィ「ブルック」

 


ブルック「おや……次は私ですか…」

 


ルフィ「ブルックは嫌かも知れねえけど…おれ動くガイコツに会えて…しかも仲間になってくれて嬉しかった。アフロだし」

 


ブルック「ヨホホ」

 


ルフィ「それに音楽家だったしな。おれずっと音楽家を仲間にしたいと思ってたけど、なかなか会えなくて」

 


ウタ「……」

 


ルフィ「シャンクスたちが好きだったビンクスの酒も、ブルック知ってたしな」

 


ルフィ「お前が仲間になってくれてからさらに楽しくなった。ありがとな」

 


ブルック「いいえ。こちらこそありがとうございます、ルフィさん。50年もの間孤独だった私にとって、この姿を見てもなんら恐れることなく仲間にしてくれたあなたは…まさに太陽でした」

 


ブルック「あなたの海賊王への道にお供することができて光栄です」

 


ウソップ「!」

 


ルフィ「ししし!」

 


ウソップ「……ッ…!」ポロポロ

 


チョッパー「ウソップ…!?なんで泣いてんだ…!?」

 


サンジ「……」シュボッ…

 


サンジ「……」スパー…

 


ウソップ「……クッ………」ポロポロ

 


チョッパー「どうしたんだよウソップ!?」

 


サンジ「チョッパー」

 


チョッパー「!」

 


サンジ「船長の話を最後まで聞くんだ」

 


チョッパー「え…?」

 


ルフィ「……」

 


ルフィはジンベエを見る。

 


ジンベエ「ルフィ……わしは大したことはできんかった」

 


ジンベエ「お前さんにもらったチャンスを活かすことができず……エースさんを救えんかった。それどころかみっともなく生き残ってしまった」

 


ジンベエ「その後も…

 


ルフィ「違うぞジンベエ」

 


ジンベエ「!」

 


ルフィ「おれはお前がいなかったら立ち直ることができなかった……」

 


ルフィ「魚人島でも輸血してくれなかったら死んでただろうし…サンジの結婚式のときもお前がいなかったら……」

 


ジンベエ「……」

 


ルフィ「仲間になったのは他のみんなよりもずっと後だけど…お前は2年前から……出会ったときからずっと助けてくれた」

 


ルフィ「ありがとう、ジンベエ」

 


ジンベエ「………もったいない言葉じゃ…」

 


ルフィ「」ニッ

 


ルフィ「………」

 


ルフィはゾロを見る。

 


ゾロ「………」

 


ルフィ「……」スタスタ…

 


ルフィはゾロの正面まで歩いた。

 


一味「………」

 


ルフィ「…………」

 


ゾロ「…………」

 


ガシッ!!!

 


ルフィとゾロは力強く手を組んだ。

 


ゾロ「…………」

 


ルフィ「…………」

 


2人の間には……言葉はいらなかった。

 


ルフィ「………」

 


ルフィはこれまでのみんなとの思い出を振り返りながら、一味全員の顔が見えるところまでゆっくりと移動した。

 


ルフィ「……みんな……覚悟はいいな…」

 


ゾロ「ああ…」

 


サンジ「……」

 


フランキー「…ウォォォン…!(泣)」ダバー

 


ウソップ「…ウグッ……ヒグッ…」ポロポロ

 


ナミ「……ウゥ」ポロポロ

 


チョッパー「??」

 


ブルック「……」ポロポロ

 


ジンベエ「ええぞ……ルフィ…」

 


ロビン「………」ポロッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ルフィ「麦わらの一味を!!解散する!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ナミ「うわああああああん…!!」ポロポロ

 


ウソップ「ウウゥ……!!(泣)」ポロポロ

 


チョッパー「え…!?解散……!?そんな………イヤだァァァ!」

 


ぽんっ…

 


チョッパー「ぅ…」チラッ

 


サンジ「……」

 


チョッパー「…………ゥ……ウゥ………うわーーーーん!」ポロポロ

 


ルフィ「ししし!みんな!今まで本当にありがとな!!」ニカッ‼︎

 


ウタ「うぅ……」ポロポロ…

 


ルフィ「………」スタスタ

 


ウタ「…!」ポロポロ…

 


ルフィ「………ウタ…………ここからだ………!」

 


ルフィ「作るぞ…!!"新時代"…!!!」

 


ウタ「!」

 


ウタ「…グスッ……」ゴシゴシ…

 


ウタ「……うん…!!!」

 


ルフィ「ししし!」

 


ルフィ「…行こう…!」スッ

 


ウタ「うん…!」ギュッ…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「待てよルフィ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ルフィ「!」

 


ゾロ「俺もついていくぞ」

 


ルフィ「え…?」

 


サンジ「俺もだルフィ」

 


ルフィ「サンジ……」

 


ルフィ「でもお前……あのとき海賊王への道に付き合うって…」

 


サンジ「バカやろう…!ここまでついてきたんだ…!最後まで付き合うだろ!」

 


ジンベエ「わしもじゃ」

 


ジンベエ「お前さんの旅は……夢はまだ終わっとらん……!わしはこの命をルフィに使う為にここにおる…!」

 


ルフィ「ジンベエ…」

 


ブルック「私もです。私、この2度目の人生ルフィさんの為に使うと決めていますので」

 


ルフィ「ブルック…」

 


ロビン「私もよ。最後までルフィについていくわ」

 


ルフィ「ロビン…」

 


フランキー「アウ!冒険はここからだ!」ガキィィン‼︎

 


ルフィ「フランキー…」

 


ナミ「第一あんた!あたしがいなくて次の島行けんの!?」グスッ…

 


ルフィ「ナミ…」

 


チョッパー「おれもまだルフィの役に立ちたいぞ!」ウルウル…

 


ルフィ「チョッパー…」

 


ウソップ「当然!おれもついてくぜ!」ズビッ

 


ルフィ「ウソップ…」

 


サニー号「……」

 


ルフィ「みんな………」

 


ウタ「ふふっ…」

 


ルフィ「…………ししっ!」

 


ルフィ「……よし…!行くぞ野朗共ォォ!!!"新時代"を作る為に!!!」

 


ゾロ「おう!」

 


ナミ「うん!」

 


ウソップ「へへっ!」

 


サンジ「おう!」

 


チョッパー「おー!」

 


ロビン「ええ!」

 


フランキー「アーウ!」

 


ブルック「はい!」

 


ジンベエ「うむ!」

 


みんなはサニー号に乗り込んだ。

 


ルフィ「出航だーーーーー!!!!!」

 


「「「オォーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


_________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


その後ルフィは仲間たちと共に、世界中の人が自由になれるよう、天竜人たちを引きずり下ろし、大海賊時代を終わらせた。

 


世界は"新時代"を迎えた。

 


そしてその数日後。

 


ルフィとウタはフーシャ村で結婚式を挙げた。

 


今までに出会った友達を全員呼んで。

 


ルフィ「宴だァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

 


「「「「「イェーーーーーイ!!!・お〜〜〜〜〜〜!!!」」」」」

 


ルフィ「かんぱ〜い!」

ウタ「かんぱ〜い!」

シャンクス「かんぱ〜い!」

 


ガシャァァン!

 

 

 

 


ウソップ「……そのうち結婚すんじゃねえかとは思ってたが……こんなに早いとはなぁ」

 


ドンチャン♪ドンチャン♪

 


ナミ「にしても…こんな大騒ぎする結婚式なんて聞いたことないわよ」

 


ヨホホホ〜♪ヨホホホ〜♪ヨホホホ〜♪ヨホホホ〜♪ビンクスの——

 


ロビン「うふふ。ルフィらしいわね」

 

 

 

 


ゴードン「ウワァァァァァ…!(号泣)」ポロポロ

 


シャンクス「おいゴードン!娘の晴れ舞台で何泣いてんだ!だーっはっはっは!!」

 


ベックマン「さっきまで顔面ぐしゃぐしゃにしてたお頭が何言ってんだ」

 


ガープ「ぶわっはっはっは!煎餅が一段と美味いのう!おい赤髪!茶ァ持ってこい!」

 


シャンクス「なんで俺なんだ!自分で持ってこい!」

 

 

 

 


ウタ「ふふっ…!みんなとこうやって騒ぐのすっごく楽しいね」

 


ルフィ「ああ」シシシ!

 


ウタ「ルフィのお友達みんないい人だし」

 


ルフィ「ししし!そうだろ!」

 


ウタ「うん!………私…ルフィと結婚できて幸せだよ」

 


ルフィ「おれもだ」

 


ウタ「これからふたりで一緒の家に住むんだよね…」

 


ルフィ「ああ」

 


ウタ「一緒に住んで……一緒に同じものを食べて……一緒に寝て………一緒同じ景色を見て………勝負して…………たまにケンカして……………ルフィとふたりで笑い合っていたい………」

 


ルフィ「……ああ」

 


ウタ「私…ルフィのために、美味しいものたっっくさん作ってあげるね!」

 


ルフィ「ししし!…ありがとな…」

 


ウタ「あと………いつまでもルフィのために……歌を歌ってあげる……」

 


ウタ「ルフィ…………私の歌……好きだよね……?」

 


ルフィ「当たり前だろ。ウタの歌は最高だ」

 


ウタ「えへへ……嬉しい…」

 


ルフィ「ありがとな。ウタ」

 


ウタ「うん…!」

 


ルフィ「………今日も……歌ってくれるか…?」

 


ウタ「もちろん!…じゃあ今から歌うね」

 


ルフィ「よろしくな」

 


ウタ「うん!」

 


スッ……カチッ…

 


•*¨*•.¸¸♬

 


ルフィ「………」

 


ウタ「…………フゥーー……スゥ…」

 

 

 

 


ドンチャン♪ドンチャン♪

 

 

 

 


「この風は」

 

 

 

 


「「「「「!」」」」」

 

 

 

 


「どこからきたのと♬」

 

 

 

 


ウタが歌うと同時に一同は静かになり、その歌声に耳をすませた。

 

 

 

 


シャンクス「フッ……」

 

 

 

 


「問いかけても 空は何も言わない♬」

 

 

 

 


「この歌は どこへ辿り着くの♬」

 

 

 

 


ブルック「…ゴードンさん…!」ヒソヒソ

 


ゴードン「…ああ…!」ヒソヒソ

 

 

 

 


「見つけたいよ 自分だけの答えを♬」

 

 

 

 


ブルックとゴードンは急いで準備した。

 


ブルックはヴァイオリン。

 


ゴードンはピアノ。

 


それぞれウタの歌声に合わせるため、楽器を構えた。

 

 

 

 


「まだ知らない海の果てへと 漕ぎ出そう♬」

 

 

 

 


•*¨*•.¸¸.•*¨*•.¸¸.•*¨*•.¸¸.•*¨*•🎶

 

 

 

 


「ただひとつの夢 決して譲れない♬」

 

 

 

 


ブルック「🎶」

 

 

 

 


「心に帆を揚げて 願いのまま進め♬」

 

 

 

 


ゴードン「🎶」

 

 

 

 


「いつだって あなた ルフィへ 届くように 歌うわ♬」

 

 

 

 


「大海原を駆ける 新しい風になれ♬」

 

 

 

 


「ただひとつの夢 誰も奪えない♬」

 

 

 

 


「私が消え去っても 歌は響き続ける♬」

 

 

 

 


ブルック。

 


ゴードン。

 


そしてウタ。

 


3人が織りなす歌に、一同は、そしてルフィは魂が震えていた。

 

 

 

 


「どこまでも あなた ルフィへ 届くように 歌うわ♬」

 

 

 

 


「大海原を駆ける 新しい風になれ♬」

 

 

 

 


「ooh♬」

 

 

 

 


「「「「「ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」」」」」

 

 

 

 


ルフィ「ありがとう。ウタ」

 


ウタ「どういたしまして」

 


ウタ「……」

 


ウタ「ルフィ……」

 


ルフィ「ん?」

 


ウタ「これからもよろしくね」

 


ルフィ「ああ!よろしくな」

 


ルフィ「ウタ」

 


ウタ「?」

 


ルフィ「おれはずっとお前のそばにいる。そばでお前を守り続けて……幸せにする…!」

 


ウタ「…!」

 


ウタ「うん…!ありがとうルフィ…!」

 


ルフィ「しししし!」ニカッ

 


ウタ「ふふっ…!」ニコッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数ヶ月後………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルフィ「………ごめん…………ウタ…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウタ「……………………え………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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