L×U

様々な知識や小説、日記を投稿します。

ルウタ『ルフィからの誕生日プレゼント』

 

 

一人暮らしをしているウタは現在、部屋で作曲をしていた。

 


ウタ「うーん…どうしようかな…」

 


ピンポーン

 


ウタ(誰か来た)

 


ウタ「はーい」

 


ルフィ「よう!」

 


ウタ「ルフィ!いらっしゃい!遊びに来たの?」

 


ルフィ「祝いに来た」

 


ウタ「……え?なにを?」

 


ルフィ「え?今日誕生日だろ?」

 


ウタ「…あっ!そっかぁ。今日誕生日だ」

 


ルフィ「忘れてたのかよ」

 


ウタ「忘れてた…ずっと曲作ってて…」

 


ルフィ「ほんとに歌好きだな」

 


ウタ「えへへ…まあ…それにしてもお祝いしに来てくれたんだね。ありがとう」

 


ルフィ「しししし。友達だからな」

 


ウタ「ふふ。手に持ってるのはケーキかな?」

 


ルフィ「ああ。買ってきた。ロウソクも」

 


ウタ「一緒に食べよっか。もう夜だし。ごはん作るよ」

 


ルフィ「やったー!」

 

 

 

 


_________________________________________

 

 

 

 


ルフィ「ふぃー。ごちそうさん!…じゃあケーキだな」

 


ルフィ「じゃーん!」

 


ウタ「うわー!ケーキおいしそー!」

 


ルフィ「ししししし。美味そうだな」

 


ルフィ「じゃあロウソクに火ィつけて…消すんだぞ」

 


ウタ「うん!」

 


ルフィ「俺が誕生日の歌歌ってやる」

 


ウタ「よろしくね」

 


ルフィ「ゴホン!」

 


ルフィ「ハッピバースデートゥーユー♫

 


    ハッピバースデートゥーユー♫

 


    ハッピバースデーディアウーター♫

 


    ハッピバースデートゥーユー♫」

 


ウタ「フー」

 


ルフィ「おめでとぉー!」

 


ウタ「ありがとうー!」

 


ルフィ「食べるか!」

 


ウタ「うん!」

 


ウタ「モグモグ…おいしー!…ってルフィめっちゃ口の周りついてるよ」

 


ルフィ「?」

 


ウタ「もう…」フキフキ

 


ルフィ「しししし!すげえうめぇ」

 


ウタ「ほんとだね!」

 


ルフィ「ああ、そうだ。ウタ、これ誕生日プレゼントだ」

 


ウタ「うわぁー!ありがとうルフィ!なにかな…?」ガサッ

 


ウタ「あっ…!これ、マフラー?」

 


ルフィ「ああ。これからどんどん寒くなるからな。少しでもあったかくできたらいいなって」

 


ウタ「すごい!私と同じ色!」

 


そのマフラーは赤と白が半分のものだった。

 


ウタ「…これ…」

 


マフラーには少しほつれている箇所があった。

 


ルフィ「ご…ごめんな……探したんだけど…ウタの髪の色と同じのがなかったんだ…」

 


ウタ「…」

 


ルフィ「だから…」

 


ウタ「…これ、ルフィが編んだの?」

 


ルフィ「…ああ。下手くそでごめんな…やっぱりそんなのつけられねえか…他の…」

 


ウタ「すっごく上手!」

 


ルフィ「!」

 


ウタ「全然ヘタクソじゃないよ!ちょっとしかほつれてないし!しかもルフィ、私のために編んでくれたなんてすっごく嬉しい!最高の誕生日プレゼントだよ!」

 


ルフィ「ウタ…!」

 


ウタ「ありがとね。ずっと大切にする!」

 


おわり。

 

 

 

 

【ULTORA(ウルトラ)】