ルフィとウタはご飯を食べていた。
ルフィ「それでシャンクスな、山賊に酒ぶっかけられて馬鹿にされてもよ、怒らず笑ってたんだよ」
ルフィ「でも俺が山賊に襲われたときはすぐに助けてくれたんだ。友達を傷つけるやつは許さないって」
ルフィ「馬鹿にされたり、やなことされてもよ、全部に怒って戦ったりしないんだ。そんなことしないで見過ごす。そういう心のデカさがあってこそ一人前の男なんだって知ったんだ」
ウタ「へぇ〜…!」
ルフィ「シャンクスってかっこいいよな〜!」
ウタ「当たり前でしょ!私のお父さんなんだもん!」
ルフィ「しししし!」
ルフィ「会いてえなぁ…」
ルフィは麦わら帽子を手に取った。
ウタ「私も…」
ふたりは帽子を見つめる…
ルフィ「…」
ウタ「…」
ルフィ「ししし!」
ウタ「ふふ!」
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ルフィ「肉うめえな〜!」ガツガツ
ウタ「ほんとお肉好きだよね」
ルフィ「おう!俺の大好物だ!」
ウタ「肉とシャンクスだったらどっちが好き?」
ルフィ「肉よりもシャンクスが好きだな!」
ウタ「やっぱり!あんたシャンクス大好きだもんね〜」
ルフィ「しししし!ああ!…でもシャンクスより好きなものがあるぞ」
ウタ「ええ!?シャンクスより!?なんだろ…?冒険…?」
ルフィ「いいや」
ウタ「じゃあ、宴!」
ルフィ「違う」
ウタ「えぇ…!?………わかった!ヘラクレスだ!」
ルフィ「おお!いいところ突くな!でも違う」
ウタ「えー?もうわかんないよ…なに…?」
ルフィ「…」スッ…
ウタ「?」
チョンチョン…
ルフィはウタの鼻を優しくつついた。
ウタ「…」
ルフィ「あ〜!もう腹いっぱいだ!遊びに行こっと!」
ガチャ…バタン
ウタ「…」
ウタ「…」カァァァ//