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様々な知識や小説、日記を投稿します。

ONE PIECE『安心しろ……おれがいる』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ルフィとウタ、そして一味は遊園地に遊びに来ていた。

 


ウソップ・チョッパー「イェーーイ!!」

 


フランキー「スーーーーパーーーー!!」ジャキィィン‼︎

 


ブルック「私、絶叫系苦手なんですよね……」

 


ブルック「おや…?」

 


ブルック「これ船じゃないですか!?しかも海賊船ですよ!これなら乗れそうです!」

 


タッタッタッ

 


ウソップ「ブ…ブルック……それは…!」

 

 

 

 

 

 

 


スーーーーー……

 


ブルック「ヨホ!?すごく傾きましたね!?でも止まった…ああよか…

 


ブウウウウウ!

 


ブルック「ヨホーーーー!?」

 


ピタッ

 


ブルック「あれ……?止ま…

 


ブウウウウウ!

 


ブルック「オエ〜〜〜〜!」

 

 

 

 

 

 

 


ブルック「あれ…なんですか……」

 


ウソップ「バイキングって言ってな。どっかって言うと絶叫系の乗り物だ」

 


ブルック「ヨホ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お化け屋敷

 


ルフィ「……」

 


ウタ「るふぃ……怖いよぉ…」ビクビク

 


ルフィ「大丈夫だ…おれがいる」

 


ブルック「ルフィさん…!私も怖いです…!」ビクビク

 


お化け役の人「ばああああああ!」バサッ!

 


ウタ「きゃぁぁぁぁ!!」

 


ブルック「ギャーーーーー!!」

 


お化け役の人「ギァァァァァァ!!」

 

 

 

 

 

 

 


お化け屋敷から出た。

 


フランキー「アウ!どうだった?」

 


ルフィ「おばけがブルックに驚いてた」

 


ロビン「でしょうね」

 


ウタ「うぅ……こわかった……(泣)」

 


ブルック「ヨホ……私おばけだめなんですよ……」

 


お化け役の人「なんだったんだ…あのガイコツ…」

 


ブルック「ヨホ?」

 


お化け役の人「…………」

 


ブルック「……………」

 


お化け役の人「………………」

 

 

 

 

 

 

 


ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェットコースター

 


スタッフ「申し訳ありませんが、体重が重くて乗ることができません…」

 


ジンベエ「そうか…」

 


スタッフ「あなたも肩幅すごいんで無理です」

 


フランキー「なにィィィ!」

 


ブルック「ヨホ!私は肩幅もないですし、骨だけだから軽いですよ!ヨホホ!」

 


ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

 


ズドドドドドドド!!!

 


しーーーん………

 


スタッフだけでなく、ジェットコースターに乗ろうとしていた人たちも全員いなくなってしまった。

 


ブルック「あれ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いろいろありながらもみんなは遊園地を楽しんでいた。

 


すると……

 


「うぇーーん!!」

 


一味「!」

 


「ええええん!!」

 


ゾロ「ガキが泣いてんな」

 


ウソップ「1人でいる……迷子か?」

 


ナミ「かわいそう……親探してあげましょうよ」

 


サンジ「さすがナミすゎん♡」

 


みんなは迷子の子どもの元に行った。

 


女の子「うぇぇぇぇん!」

 


ゾロ「おい。お前迷子か?」

 


女の子「うぅ……?」

 


サンジ「マリモが言うんじゃねえよ」

 


ゾロ「あぁ!?」ギロッ

 


女の子「うえええええええええん!!!」

 


ナミ「ちょっとゾロ!あんた怖いから余計に泣いちゃったじゃない!」バキッ!

 


ゾロ「グホッ…!」

 


女の子「うぇぇぇぇぇん!!この人怖ぃぃぃ!!」ユビサシ

 


ナミ「えっ…!?あたし!?」

 


ウソップ「ゾロぶん殴ったからだろ」

 


ナミ「そ…そんなぁ………」

 


ジンベエ「ほれ、どうしたんじゃ…?話してみい」

 


女の子「ヒグッ……」チラッ

 


ジンベエ「……」

 


女の子「うえええええええん!!」

 


ロビン「ジンベエも怖いみたいね」ズバッ

 


ジンベエ「わ…わしもか……」

 


フランキー「アウ!嬢ちゃん、俺の頭を見てろ!」カチッ

 


フランキーは鼻を押した。

 


フランキー「いち……!にい……!さん!!」

 


ボン!

 


フランキー「どうだ!」

 


女の子「うええええん!」

 


ウソップ「まっったく見てねえ……」

 


ロビン「一切興味ないみたいね」ズバッ

 


フランキー「」

 


ブルック「では今度は私が…

 


ウソップ「お前は絶対泣き止まねえからやめとけ」

 


ブルック「な…!なんでですか…!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


みんなはなんとか女の子を泣き止ませた。

 


チョッパー「落ち着いたか?」

 


女の子「うん。タヌキさん」

 


チョッパー「トナカイだけどな」

 


ロビン「迷子になっちゃったのよね?」

 


女の子「うん……」

 


ロビン「どこではぐれたかわかる?」

 


女の子「うんん……」

 


ウソップ「親が着てた服とか覚えてるか?」

 


女の子「うんん……」

 


一味「………」

 


サンジ「手がかりがまったくねえのか……」

 


ナミ「ロビンどうにかならない?」

 


ロビン「目抜咲き オッホスフルールで探してみたけど、どうやらこの近くにはいないみたいね」

 


ウソップ「どうすんだよ……」

 


一味「…………」

 


女の子「う…うっ……」

 


女の子は不安になり、また泣きそうになる。

 


スッ…

 


ぽん。

 


女の子「…?」

 


ルフィ「安心しろ。おれが見つけてやる」

 


ルフィは頭を撫でながら言った。

 


女の子「ほ…ほんと…!?お兄ちゃん…!」

 


ルフィ「ああ!」

 


ウソップ「で…でもどうやって…」

 


ウタ「ウソップ」

 


ウソップ「!」

 


ウタ「ルフィなら大丈夫。信じて」

 


ウソップ「………」

 


ウソップ「おう…!」

 


ルフィ「お前疲れてるだろ?」

 


女の子「え……うん…」

 


ルフィ「よいしょ」ダキッ

 


女の子「わっ」

 


ルフィは女の子を抱き抱えた。

 


ルフィの腕の中はあったかく、迷子になり、ひとりぼっちになってしまった不安を和らげた。

 


女の子「……」キュッ…

 


ルフィ「よしいくぞ!」スタスタ

 


ルフィは女の子の親を探すべく歩き出した。

 


一味のみんなもその後ろをついていく。

 


ウタ(「いいなぁ……ルフィにだっこしてもらえて……」)

 


ロビン「ウタ。心の声が出てるわよ」ウフフ♡

 


ウタ「えっ!うそ!?///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ルフィ「」スタスタ

 

 

 

 

 

 

 


ブルック「どこに向かってるんでしょう……」

 


フランキー「迷子センターか?」

 


ジンベエ「自分で見つけると言っておったぞ」

 

 

 

 

 

 

 


ルフィ「」ピタッ

 

 

 

 

 

 

 


一味「!」

 


ルフィは自動販売機の前に止まった。

 


ルフィ「……」

 

 

 

 

 

 

 


サンジ「あいつ喉渇いたのか?親探せよ」

 


ナミ「じっとして動かない……悩んでる?」

 

 

 

 

 

 

 


ルフィ「」スタスタ

 

 

 

 

 

 

 


サンジ「あれ……?買わなかった……何してたんだ?」

 


ブルック「わかりません…」

 


その後もルフィはベンチや手すり、売店の前などに立ち止まり、数十秒じっとしたかと思ったらまた歩き出すという謎の行動を繰り返していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十数分後……

 


チョッパー「いったい何してんだよルフィ〜〜……」

 


サンジ「ウタちゃんはわかるかい?」

 


ウタ「う〜ん………たぶん…聞いてる」

 


サンジ「??」

 

 

 

 

 

 

 


ルフィ「おっ…!あれじゃねえか?」スッ

 


ルフィは1人の女の人を指差した。

 


女の子「あ!お母さん!」パァァァ!

 


ルフィ「よかった。ほら、早く行ってこい」スッ

 


ルフィは女の子を地面に下ろして優しく言った。

 


女の子「うん!ありがとうお兄ちゃん!」

 


ルフィ「ししし!気にすんな!ほら…!」ポン…

 


ルフィは笑顔で言い、背中を押す。

 


女の子「うん…!」

 


タッタッタッ…!

 


ルフィ「ししし…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタスタ…

 


ルフィは後ろにいるみんなのところに来た。

 


ルフィ「見つかった」

 


ウソップ「すげえ……」

 


ブルック「どうやったんですか…?」

 


ルフィ「おれはそこらじゅうにあるものの声を聞けるんだ」

 


ウソップ「?」

 


ルフィ「机とか…壁とか…水とか。それで親の居場所を教えてもらった」

 


チョッパー「スゲ〜〜!」

 


ウソップ「どんな物の声でも聞けるのか!?」

 


ルフィ「まあな」

 


ブルック「パンツもですか!?」

 


ナミ「」ベキィ!

 


ブルック「ヨ……ヨホ………」ドサッ

 


ウタ「さすが私の旦那さま!」

 


ルフィ「ししし!」

 


ウタ「………」

 

 

 

 


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数分前…

 


ルフィ「大丈夫……おれが必ず見つけてやるからな……!」ナデナデ

 


女の子「うん…」

 


ウタ(ルフィ…子どもに優しいなぁ……)

 


ウタ(………いいお父さんになりそう………)

 


ウタ(……………ルフィとの子ども……)

 


ナミ「ルフィ子どもに優しいわね」

 


ウタ「!」

 


ロビン「ええ、素敵だわ」

 


ウタ「……」

 


ナミ「ねえ?ウタ」

 


ウタ「う…!うん!そうだね!」

 


ナミ「そろそろルフィとの子どもほしいと思わない?」

 


ウタ「ええっ!?///」カァァァ///

 


ナミ「あら真っ赤よ〜」

 


ウタ「ナ…!ナミちゃん!」

 


ナミ「あははは!……まあルフィならいい父親になると思うわよ?」

 


ウタ「う…うん………そうだね…」

 

 

 

 


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ウタ「ふふっ…!」

 


ルフィ「?」

 


ウソップ「よ〜〜し!迷子の子どもも救ったし、遊園地再開だ〜!」

 


チョッパー「おーー!」

 


フランキー「いや待て……」

 


ウソップ・チョッパー「?」

 


フランキー「ゾロのやつがいねえぞ」

 


ウソップ「………」

 


チョッパー「………」

 


ナミ「………」

 


ブルック「………」

 


ウタ「………」

 


サンジ「ほっとけ」

 


ウソップ「いやだめだろ!」

 


チョッパー「ゾロ〜〜…!(泣)」

 


ロビン「困ったわ」

 


ウソップ「子どもの次はゾロかよ…………まあいつものことだけど」

 


ブルック「どうしましょうか…」

 


ウソップ「そうだルフィ!ゾロの居場所聞いてくれよ!」

 


ルフィ「出口にいるんじゃねえか?」

 


一味「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出入り口

 


スタッフ「ですから!ここはチケットを購入していただかないと入れないんです!」

 


ゾロ「俺はチケット買ったっつってんだろ!」

 


一味「あ」

 


ゾロ「ん…?おお、お前ら!コイツどうにかしろ!」

 


ウタ「いた」

 


ナミ「いたわね」

 


ジンベエ「いたのう」

 


ウソップ「いたな」

 


ブルック「いました」

 


チョッパー「いた〜!」

 


フランキー「アウ!」

 


ロビン「うふふ」

 


ナミ「まさかの出口にいるなんて……ミラクル」

 


ウソップ「なんでわかったんだ?」

 


ルフィ「勘」

 

 

 

 


おしまい。