L×U

様々な知識や小説、日記を投稿します。

ONE PIECE『ルフィ「よし!」』

 

 

 


ウタ「どうしたの?」

 


ルフィ「明日も応援上映あるだろ?それの席を取った」

 


ウタ「スマホで?」

 


ルフィ「ああ。今までチケットだったけど、入るときこれをかざすだけでいいらしいぞ」

 


ルフィはウタにQRコードを見せた。

 


ウタ「へぇ〜」

 


ルフィ「前に買った前売券使ったんだ」

※2話『ウタ「ルフィ…(泣)」』

 


ウタ「あ!前売券!使うの忘れてたね…」

 


ルフィ「明日の含めて応援上映あと3回だろ?3枚しか買ってねえからむしろ足りないぐらいだ」

 


ウタ「確かにそうだね。ああ〜楽しみだなぁ〜!なに持っていこうかな〜。ペンライトとぉ…うちわとぉ…ルフィのぬいぐるみとぉ…アクスタとぉ……」

 


ルフィ「いっぱい持っていくなぁ。どんどん増えていってねえか?」

 


ウタ「うん!最初のときはなにも持っていかずに行っちゃったからね…」

 


ルフィ「そうだったなぁ…」

 

 

 

 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 


10月1日、ウタ誕生祭2023の先行応援上映のこと…

※16話『ルフィ「ウタ!誕生日おめでと

    う!」』

 17話『ルフィ「ししししし!」』

 


映画館

 


ウタ「うわ〜!私声出し大丈夫なの初めてだよ」

 


ルフィ「俺も」

 


ウタ「どうやってするのかなぁ」

 


ルフィ「好きなときに言いたいこと言えばいいんじゃねえか?ロメ男も仁義から外れなければいいみたいなこと言ってたしな」

※14話『ウタ「ふふふっ…!」』

 


ウタ「う〜ん………ピンとこない…」

 


ルフィ「まあ、今日だけじゃないしな。20日からもあるんだから気楽にいこう!」

 


ウタ「うん。そうだね。………それにしてもこれでバレないかな…?」

 


2人は周りに自分たちだと気づかれないように変装をしていた。

 


ルフィはメガネと帽子。ウタは黒のウィッグをつけていて、パッと見てもルフィとウタだとは気づかれない変装が出来ていた。

 


ルフィ「バレねえと思うぞ」

 


ウタ「そっか。じゃあ…そろそろ時間だから行く?」

 


ルフィ「ああ」

 

 

 

 


2人はスクリーンに入場した。

 


ウタ「えーっと…1番後ろの……4番…と5番……ここだね」

 


ルフィ「ああ」

 


ウタ「ドキドキするね」

 


ルフィ「そっか?俺は楽しみだけど」

 


ウタ「まあそれはそうなんだけどね。ドキドキもする」

 

 

 

 


上映前舞台挨拶ライブビューイング

 


名塚佳織「確かにルールというか、どういうときに声を出したらいいかわかんないかもしれないですね」〕

 


ウタ(そーなのよ。佳織ちゃんわかってるねぇ)

 


名塚佳織「歌もいっしょに口ずさんだりしていいのかななんて」〕

 


ウタ(自分の歌に…?……ハモる感じかなぁ……)

 


〔MC「会場の皆様のウォーミングアップに、名塚さん津田さんにも協力してもらいたいと思いまーーーす!」〕

 


ルフィ「ウタ。ウォーミングアップだってよ」ヒソヒソ

 


ウタ「うん」ヒソヒソ

 


名塚佳織「みんな!やっと会えたね!ウタだよ!」〕

 


劇場にいる人・ルフィ「「ウターー!」」

 


ウタ(いや、これ自分で言うのは変でしょ)

 


名塚佳織「もうちょいもうちょい!………みんな!やっと会えたね!ウタだよ!」〕

 


劇場にいる人・ルフィ「「「「ウターーーー!!!」」」」

 


ルフィ「にししししし…!」

 


ウタ(ルフィ楽しそう…)

 


津田健次郎「この国、エレジアを治めていたゴードンというものだ!」〕

 


劇場にいる人・ルフィ・ウタ「「「「ゴードーーン!!」」」」

 


ウタ(うん。自分じゃなければいけるね!)

 


〔MC「国王という感じがしますね」〕

 


津田健次郎「ねぇ…すごい…ゴードンというものだ!!〕

 


ルフィ「ゴードーーン!」

劇場にいる人「…ゴードーーン!」

ウタ「……ドーン!」

 


ウタ(い…いきなりだね…)

 


名塚佳織「配信で楽しんでるみんなも!この会場にいる君たちも!もっともっと楽しんじゃおう!!」〕

 


ルフィ「うおーーーー!!」

劇場にいる人「イェーーイ!」

ウタ「い…イェーイ…!」

 


ルフィ「楽しいなぁウタ!」ヒソヒソ

 


ウタ「そ…そうだね………あのさ……」ヒソヒソ

 


ルフィ「ん?」ヒソヒソ

 


ウタ「けっこうみんなペンライト持ってるけど…私たち持ってきてないね…」ヒソヒソ

 


ルフィ「そうだな…まあ次持ってこよう」ヒソヒソ

 


ウタ「うん…」ヒソヒソ

 

 

 

 


そしてついに上映が始まった。

 


ペンライトを持っている人は歌に合わせて色を変えて振るのはもちろん、徐々に声も出るようになっていった。

 


〔ウタ『新時代だ♪』〕

 


ルフィ・劇場にいる人「「「「イェーーイ!!」」」」パチパチパチ‼︎

 


ウタ(うわぁ…)

 

 

 

 


〔ウタ『靡いた服も踊り子みたいでさ♪』〕

 


〔ファン「フォウ!」〕

ルフィ・劇場にいる人「「「ヘイ!」」」

 


ウタ(すごいピッタリ…)

 

 

 

 


〔ウタ『アナタと最強♪』〕

 


ルフィ「かっこいいぞ!ウタ!」

 


ウタ(ルフィ♡)

 


ウタはルフィや周りの人に応援されているのを見てとても嬉しい気持ちになり、声も自分以外のところで出せていた。

 


しかし…

 


〔ウタ「…わかった…ルフィ。あんた新時代には……いらない」〕

 


ウタ「アッ…」

 

 

 

 


〔ルフィ「今なら聞こえるだろ!ウタ!こんなの…バシュ!〕

 


ウタ「ウゥ…」

 


〔ルフィ「ウタぁぁ!聞けーー!」バシ!バシュ!〕

 


ウタ「ウウゥ…」ポロッ…

 


ルフィ「…」スッ

 


ウタ「……ルフィ…?」ポロポロ

 


ルフィは自分のほうにウタを抱き寄せた。

 


ルフィ「…」サスサス…

 


ウタ「……ルフィ…」

 


ルフィ「大丈夫だウタ。大丈夫」サスサス…

 


ウタ「……うん……」

 

 

 

 


〔ゴードン「ルフィ君!あの子の歌声は、世界中のみんなを幸せにする力を持っているんだ!…なのに…これじゃあ……あの子があまりに不憫だ!!」ポロポロ〕

 


〔ゴードン「頼む!ルフィ君!ウタを救ってくれェ!!!」〕

 


〔ルフィ「当たり前だろ」〕

 


劇場にいる人「「「「ワァァァァァァァ!!!」」」」パチパチパチパチ‼︎!

 


ウタ(ルフィ…♡…かっこいい…♡)

 

 

 

 


場面は変わりクライマックスの戦闘シーン。

 


劇場にいる人や、ルフィ、そしてウタはトットムジカの手足を破壊していく麦わらの一味や赤髪海賊団に、ペンライトや拍手で応援する。

 


ドガァァン!!

 


ウタ「やったーーー!」パチパチパチ!

 


ルフィ「しししししし!」

 

 

 

 


そして…『風のゆくえ』

 


〔ウタ『大海原を駆ける新しい風になれ♪』〕

 


〔ウタ『ooh♪』〕

 


劇場にいる人「「「「「ウタ、ありがとーーう!!!!」」」」」

 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 


ウタ「最初は戸惑っちゃったけど、応援上映ってすっごく楽しいってわかったからね!」

 


ルフィ「そうだな。前も言ったけど俺は声出せるほうが好きだ」

※20話『ルフィ「いよいよだな…」』

 


ウタ「うん!明日もルフィの応援たくさんするよ!」

 


ルフィ「しししし!ありがとな!」

 

 

 

 


_______________________________________

 

 

 

 


翌日…

 


ウタ「あ〜!今日も楽しかった〜!」

 


ルフィ「しししししし!」

 


ウタ「新しい入場者プレゼントも貰えたね!」

 


ルフィ「ああ!カード。しかもウタのカードだ。これ『新時代』のMVのやつか」

 


ウタ「そうだね。開けよう」ビリッ

 


ルフィ「お〜…『新時代』だけじゃなく他の曲のも…全部あるのか。いいな!」

 


ウタ「あっ!ルフィ!」

 


ルフィ「ホントだ。ギア5。これはトットムジカにとどめ刺すときのだな」

 


ウタ「私とルフィのカードパック!嬉しい♡」

 


ルフィ「そうだな!」

 


ウタ「もっと欲しい!今度行くときもあるかな!?」

 


ルフィ「どうだろうな…」スッ

 


ルフィはスマホを取り出した。

 


ルフィ(40万パック限定か…きちぃかも…)

 


ウタ「ふふふふ〜♡ルフィのカードかっこいいなぁ…!」

 

 

 

TO BE CONTINUED