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様々な知識や小説、日記を投稿します。

ONE PIECE『ウタ「よ〜し!」グッ!』

 

 

 

 

 

 


ウタ「今日も行くよ!応援上映!」

 


ルフィ「はりきってんな〜」

 


ウタ「すっごく楽しいからね!」

 


ルフィ(最初ピンときてなかったけど、楽しめるようになってよかった)

 


ルフィ「しししし!」

 


ウタ「早く行こう!」

 


ルフィ「ああ!」

 

 

 

 


映画館

 


スタッフ「3番スクリーンです。ごゆっくりどうぞ」

 


スタスタ

 


ウタ「うわ〜。アクリルスタンドもらえなかったね」

 


ルフィ「ああ。念のためにと昨日、普通のやつに行っておいてよかったな」

 


ウタ「うん。危うく手に入れられないところだったよ」

 

 

 

 


3番スクリーン

 


今回は1番後ろの席だった。

 


ウタ「…」キョロキョロ…

 


ウタ(いないなぁ…もう今日と次の2回しかないんだよ……ゴードンだって家に来てくれたのに…)

 


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数日前

 


ピンポーン

 


ルフィ「はい」ガチャ

 


ゴードン「やあ。ルフィ君」

 


ルフィ「ゴードン!」

 


ゴードン「あがってもいいかな?」

 


ルフィ「もちろんだ!ウタ喜ぶぞ!」

 

 

 

 


ルフィとゴードンはウタのいるリビングに向かう。

 


ウタ「ルフィ〜。誰だったの〜」

 


ゴードン「ウタ」

 


ウタ「! ゴードン!来てくれたの!?」

 


ゴードン「ああ。電話で言ったとうり」

※18話『ルフィ「だろ!」』

 


ウタ「あっ。電話…。前ごめんね。いきなり変なこと聞いちゃって」

 


ゴードン「いや、いいんだよ。君はとても優しい心の持ち主だ。突然不安になってしまうこともある」

 


ウタ「…うん」

 


ゴードン「でも本当に気にしていないからね」

 


ウタ「うん」

 


ルフィ「にししし」

 


ウタ「そういえばゴードンは応援上映行った?」

 


ゴードン「ああ、行かせてもらった。チョットツラカッタガ、応援させてもらったよ。ウタもルフィ君たちも」

 


ルフィ「ありがとな!」

 


ウタ「ふふふふ!いいよね〜。私応援上映の楽しさわかっちゃったから!」

 


ゴードン「そういえばウタのカードも貰えたよ」スッ

 


ゴードンは第2弾の入場者プレゼント『ONE PIECEカードゲームアンコールパック』を見せた。

 


ウタ「あ!カード!」

 


ゴードン「もったいなくて開けられていないんだ」

 


ウタ「この前3個目手に入れようとしたけど貰えなかったんだ」

 


ゴードン「よかったら、あげようか」

 


ウタ「え!いいの!?」

 


ゴードン「もちろんだ。私は一生開けられそうにないし、ウタに喜んでもらえるなら」

 


ウタ「うわ〜!ありがとうゴードン!」

 


ゴードン「いいんだよ」

 


ルフィ「よかったな!ウタ!」

 


ウタ「うん!」

 

 

 

 


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ウタ(その後たくさんお話ししたり、ご飯食べたりして楽しかったのに…)

 

 

 

 


上映5分前

 


ルフィ(1番前の席10個空いてるな…他の席は全部人が居るのに……もしかしたら…)

 


ウタ(最後の日に来るのかな……それとも…やっぱり…来ないのかな…)シュン…

 


ルフィ「」キィーン!!

 


ルフィ「ししし…!」ニカッ

 


ウタ「どうしたのルフィ?」ヒソヒソ

 


ルフィ「」スッ…

 


ルフィはスクリーンの入り口を指差した。

 


——よし、行くぞ野朗共!!

 


——お頭、でかい声を出すな。

 


——楽しみだ…!

 


ウタ「…?誰かの声が…」

 


ぞろぞろぞろ…

 


すると入り口から9人の大男が入ってきた。

 


そのうちの1人は肩にぬいぐるみを乗せている。

 


ウタ「…………!?!?」

 


ウタ「ルフィ…!もしかしてあれって…!」ヒソヒソ

 


ルフィ「ああ。シャンクス達だ」

 


ウタ「シャンクス…!来てくれたんだ…!」

 


どうやら全員変装しているらしくいつもの格好ではなかったが、間違いなくシャンクス率いる赤髪海賊団だった。

 


そして先頭の人がルフィとウタの方を見ると笑顔になり、小さく手を振った。

 


ウタ「…!」フリフリ

 


ルフィ「にしししし…!」

 


赤髪海賊団は着席すると全員ペンライトを出し、愛する娘を応援しようと緊張を走らせる。

 


その気迫に圧倒され、周りの人は少し萎縮してしまっていた。

 


ウタは周りの人が楽しめなくなってしまうんじゃないかと心配していたが…

 

 

 

 


〔ウタ「新時代はこの未来だ 世界中全部変えてしまえば 変えてしまえば……♫」〕

 


〔ドン♫ドンドン♫ドン♫ドンドン♫

 ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァ〕

赤髪海賊団「「うぉーー!・ウターー!・イェーーイ!」」

〔ドン♫ドン♫ドン♫ドンドンドドドン♫

 ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

 ドゥーーーーン♫

 ザザザザッ!〕

 


曲が始まった瞬間に赤髪海賊団は陽気な雰囲気になって、スクリーンのウタを応援し始めた。

 


中でもヤソップ、ルウ、ライム、ホンゴウはいつの間に覚えたのか完璧なオタ芸をしていた。

 


場の緊張感は一気にほぐれ、周りの人も応援をし始めた。

 

 

 

 


〔ウタ『新時代だ♪』〕

 


周りの人・ルフィ「「「イェーーイ!!・ワァァァァ!!」」」パチパチパチ‼︎

赤髪海賊団「「いいぞーー!!・ウターー!!」」パチパチ!

シャンクス「さすが俺のむす…!…ウターー!」

 


ルフィ「…」

 


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ウタ「うわぁ!やっぱり実物見るといいねぇ!私…!…じゃない……ウタとルフィの表紙…」

 


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ルフィ(やっぱ親子だな…)ニシシ!

 

 

 

 


〔ウタ『私は最強♪』

 


〔ウタ『アナタと最強♪』〕

 


周りの人・ルフィ「「「ワァァァァァ!!・ウタちゃーーん!!」」」パチパチパチ

赤髪海賊団「「かっこいいぞ〜!・ウキィー!・最強だ〜!」」

シャンクス「ウタ!その格好はしたないぞ!やめなさい!」

ホンゴウ(また言ってる…)

ウタ「…」

 

 

 

 


〔ウタ「みんな〜!お腹空いたりしてない〜?」〕

 


シャンクス「酒が飲みてえ!」

 


〔ウタ「よーし!食べ物とか楽しそうなの、いっぱい作っちゃう!」〕

 


赤髪海賊団「「優しいぞ〜!・さすがウタ〜!」」

 


ウタ〔私と一緒なら、どんな夢でも叶う!みんなを怖がらせるものなんてどこにもない!新時代最っ高〜!〕

 


周りの人・ルフィ・赤髪海賊団「「「イェーーイ!!・最高ーー!!・いいぞーー!」」」

シャンクス「愛してるぞウター!」

 


ウタ「シャ…シャンクス!(恥ずかしい!)」

 


ルフィ「はははははは!」

 

 

 

 


上映終了後

 


ルフィ「よかったなぁウタ!みんな来てくれたじゃねえか!」

 


ウタ「うん!…シャンクスがすごかったけどね」

 


ルフィ「にししししし!すげえ賑やかだった!」

 


スタスタスタ

 


ウタ「! あっ、みんな!」

 


ベックマン「よう」

 


ヤソップ「来たぜウタ!」

 


パンチ「応援させてもらったぞ!」

 


モンスター「キ!」

 


シャンクス「ウタ〜!」

 


ウタ「…」ゲシ!

 


シャンクス「いた!なんで蹴る!?」

 


ウタ「なんとなく!……来てくれたんだね」

 


シャンクス「娘の応援に来ない父親はいない」

 


ウタ「ありがとうシャンクス、みんな」

 


赤髪海賊団「「「ニッ!」」」

 


ウタ「あの時よく私たちのことわかったね」

 


シャンクス「そりゃ変装していてもすぐわかる。ウタもよくわかったな」

 


ウタ「ルフィが教えてくれたしね。人数もそうだし。みんな見たいな大きな男の人9人でなんてなかなか来ないよ」

 


シャンクス「そ…そうか…?」

 


ウタ「それにモンスターが…それ着ぐるみ?」

 


モンスター「キ!」

 


パンチ「ぬいぐるみに見えるだろ?」

 


ウタ「見えるけど、ぬいぐるみのために1席とる人はいないね」

 


パンチ「…だな」

 


ウタ「にしても、も〜ちょっと早く来てくれてもよかったんじゃない?シャンクスたち来てくれないのかと思っちゃったよ」

 


ベックマン「すまないなウタ。なにせこんなのは初めてだから、練習で何回か他のところに行ったんだ」

 


ウタ「え!そうなの?」

 


ベックマン「ああ。せっかくだから全力で応援したくてな。ヤソップたちなんか家でも応援の練習して。2人が来ているこの劇場に来るのが遅くなってしまった」

 


ウタ「そうだったんだ…」

 


シャンクス「それにしてもウタの応援が映画館でもできるのは楽しいなぁ!」

 


ウタ「ありがとう!私も応援上映の楽しさがわかったんだ!」

 


シャンクス「あと何回あるんだ?」

 


ウタ「次で最後だよ」

 


シャンクス「そうか…」

 


ウタ「来てくれてありがとねみんな。みんなの応援すっごく嬉しかった!」

 


シャンクス「ああ。俺たちも楽しかった。それに映画館での応援じゃなくても、ウタのことはいつも応援している」

 


赤髪海賊団「「「コクッ」」」

 


ウタ「みんな……ありがとう…!…そうだ!今から家に来ない!?ねえルフィ!」

 


ルフィ「おう!シャンクスたち来てくれたら嬉しいぞ!」

 


ウタ「ご飯作ってあげる!…みんなで宴しよう!?」

 


シャンクス「宴の誘いとあっちゃあ断る理由はねえなぁ、みんな!」

 


ベックマン「フッ…」

 


ライム「ウタの料理か〜!」

 


スネイク「楽しみだな!」

 


ルウ「俺も手伝うぞ!」

 


ガブ「俺も手伝う」

 


ルフィ「にししししし!」

 


ウタ「ふふふふふ!じゃあ行こう、みんな!」

 

 

 

 


TO BE CONTINUED

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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